2005年にローレライレストランのスタッフでドイツ旅行にいって参りました。そのときのスタッフが書いたコメントを紹介します:
5月4日から5月11日まで待ちに待ったドイツ旅行に行ってきました。行く前は現実感がなかったのですが、今はドイツに行ってきた〜という満足感でいっぱいです!!今すぐにでもまた行きたい!!!と思っています。それほどドイツは豊かで素晴らしい国でした!!たくさんの人がドイツのファンになる理由がわかりました!!私もようやく皆さんと感動をわかちあえるようになりました!!!思い出すだけでも感動とおいしさ。そして驚きがこみあげてくる数々のビールとお料理!!!いっぱい食べて、飲んで幸せすぎた1週間でした。なかでもあちこちで売られていた白アスパラはすごく太くて驚きました。日本では見ることのできない景色。山々の壮大さ、木々の緑の濃さ、菜の花の黄色の鮮やかさ(ちょうど菜の花のシーズンで、満開の菜の花畑があちこちでみかけました。本当に見事でした。)美しく、素晴らしいものに囲まれて過ごした1週間はとぶように過ぎて行きました。
〜「ローレライ」2005年ドイツ旅行日記〜
ゴールデンウィーク真っ只中、ローレライマスターとマスターの娘さん、スタッフ3人ともえ、あゆこ、美代子の計5人でドイツ旅行へいってまいりましたー!
5月4日:関空を出発し、まずはマスターのお姉さま・オーゼに会うためにブレーメンへ。空港前でレンタカーを借りてブレーメン市内から車で20分くらいマスターのご実家に行きました。オーゼは今年70歳、本当にチャーミングな方でおしゃべり好きなところはマスターにそっくりです。日本からきた私達を素敵な笑顔とおいしいお料理で迎えてくださいました。そこで頂いたハムで西洋わさびを包んでゼリーで固めたアスピックが衝撃的なおいしさ。日本であまりなじみのない西洋わさびですが上品な辛味と白い色が本当にさわやかです。またこのアスピック食べたいです。その日はマスターと娘さんオーゼの家に、スタッフ3人は地元で有名なホテル『Backenkoehler』に宿泊しました。
5月5日:午前中はブレーメンの市内を見学。残念なことにこの日はキリスト昇天祭というドイツの休日でお店はほとんど閉まっていましたが、人通りも少なくのんびりとマスターの思い出の地、風車のある自動車教習所やブレーメンを守るローランドとブレーメンの音楽隊の像があるマルクト広場、ヴェーザー川の周りを探索いたしました。ランチを取るためにアインベックにあるホテル『Hasenjaeger』へアウトバーンで向かいました。周りの車のスピードに圧倒されつつも、山の上にありアインベックの町が見えるこのホテルに無事到着。ここで飲むビールはもちろんアインベッカーです。この時期のお勧めはマイボック。少し苦味のある感じがくせになります。野生味あふれる鹿のワインソース煮込みと一緒に頂きました。
ビールの後はワイン、ということでここからヴュルツブルグ近くのシュバルザッハに向かいました。ご存知のとおりヴュルツブルグはフランケンワインで有名な場所で、道中はワイン畑の緑とマイン川に囲まれワインを飲む気分も高まってきます。今日の宿泊先は『Schwab’s Landgasthof』、すごい人気のホテルで入り口の前には車がたくさん止まっており、中へ入るとお客様でいっぱいでした。おいしい料理を作りそうなかっぷくの良いシェフと明るいおかみさんがお店の中を動き回っていました。ドイツでは一般的なシュパーゲルのオランデーズソースを注文いたしましたが、このソースただものじゃない。ソースなのにふんわりとしていて卵とバターの風味がちょうど良いので、シェフに話を伺うと温度管理を徹底的にして料理を出すタイミングを常に気にしているとのことでした。ジルバーナーとリースリングとの違いを飲み比べ、ほろ酔い気分で就寝しました。
5月6日:朝からエッシェンドルフにある有名なワインの造り手であるHorst Sauerのお店へ行きました。目的はワインの買い付けです。壁一面にいろいろな大会で賞を取った表彰状が飾られていました。ここで選んだワインが『ローレライ』に出る日ももうすぐで〜す。お楽しみに。
Traveling Germany
私たちは1週間かけて、ブレーメンをスタートとし、ドイツを縦断しました。正直なところ、私はビールや料理が本当に美味しかったということは覚えていても、一体どこに行ったのか覚えていません。それ程、いろんなところを旅したのです。覚えていなかったら意味がないと思われるかもしれません。しかし、一般の日本人には行けない、あるいは知られていないような田舎町など、多く知る機会を持てたのです。なので、このレポートの中では私が一番印象に残った町についてお話ししたいと思います。
私がこの旅を通して、一番気に入った町はケーニッヒゼーというところです。ミュンヘンより更に南にある小さな町です。ホテルはとてもかわいらしく、いかにもドイツらしいものでした。当日はウェディングパーティーが丁度行われているところでした。近くには湖があり、船に乗って向こう岸に行けるようになっています。これには一番感動しました。サイドは岩山が延々と続いており、その空間(景色と表現するよりも、私にはその時の私を取り巻く空気を表現するには空間という言葉がふさわしいと思います)といったら本当に素晴らしいものでした。時間の流れが止まり、とても静かで、ただただその景色に圧倒されるばかりでした。乗船の途中、「エコーの壁」の前で一時停船しました。よく日本でも山の頂上などで『ヤッホー』というと、『ヤッホー、ヤッホー、ヤッホー』と返ってくるものがありますが、それと似た現象がその岩の壁にも起こるというものです。そこで船のエンジンも完全に切られ、そこで初めてそれまで静かではなかったことに気づきました。(この人間の意識しない、気づいていない雑音が人体には良くないようですが。)そこで船長さんがトラペットを持ちだし、その壁に向かって吹き始めました。私は日本でいう、「やまびこ」すら生で聞いたことがありません。なので、本当に感動しました。とてもシンプルなことなのに、どんな音色よりも素敵なものでした。しばらくすると、また更に小さな町に到着しました。そこにはとても小さな教会がその町のメインの建築物だと思わせる程、人も少なく、小さな落ち着いた町なのです。教会の中もかわいらしく、ホテルでウェディングパーティーが行われていることを思い出した私は、ここで結婚式をして、ホテルでウェディングパーティーができたら、どれだけ素敵なことだろうと考えたのです。それからというもの、マスターには笑われながらも、私は将来自分が結婚する時は(相手が見つかればの話ですが)、絶対ここだと決めています。こんな静かで素敵な町、誰にも知られたくないところですが、あまりにも私にとって印象が強いため、ここの紹介をさせていただきました。ケーニッヒゼーのお話ししか詳しくしませんでしたが、もちろん他の町も全て素敵なものでした。何でこんな素敵なところに生まれたというのに、マスターは日本に長い間住んでいるのか不思議でした。その疑問を彼に聞いてみると、それは彼自身にも分からないそうです(笑)。
本当はビールや食べ物の紹介もすべきなのでしょうが、ある地ビール(場所の名前は覚えていませんが)が美味しくなかったことを除いて、ローレライのものがドイツ料理だと理解しているので、当然ながらそれらが美味しかったことは言及する必要もないと思います。これらの経験は私にとって、とても貴重なものであり、一生味わえないものでした。この場をお借りし、マスターにもう一度御礼を言いたいと思います。
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